周年記念品選びのポイントは?|担当者が押さえるべきポイントと喜ばれる人気アイテムを解説

はじめに
企業の大きな節目となる「周年」。その記念すべき事業のご担当者様は、「全社員に心から喜んでもらえる記念品は何だろう?」「例年同じようなものでマンネリ化していないか?」といった課題にお悩みではないでしょうか。
多くの時間とコストをかけた記念品が、一部の従業員にしか届かなかったり、活用されないまま忘れられたりする事態は避けたいものです。周年記念品は、従業員のエンゲージゲージメントを高め、企業の歩みと未来へのビジョンを共有するための、極めて重要なコミュニケーションツールです。だからこそ、その選定は決して失敗できない重要なミッションと言えるでしょう。
本記事では、多くの企業で選ばれ続ける定番品から最新のトレンドまで、周年記念品選びを成功に導くための重要なポイントを解説します。
目次
そもそも、なぜ周年記念品を贈るのか?
多くの企業が周年記念品を制作するのは、単なる「お祝いの品」以上の重要な役割を担っているからです。企画担当者として、まずはその意義をしっかりと理解しておきましょう。
従業員のエンゲージメント向上と感謝の表現
企業の成長は、従業員一人ひとりの貢献によって支えられています。周年記念品は、会社の歴史を共に築いてきた従業員への感謝を形にして伝える絶好の機会です。「この会社の一員でよかった」と感じてもらうことは、帰属意識や仕事へのモチベーション、すなわち従業員エンゲージメントの向上に直結します。
企業の歴史と理念を再認識する機会の創出
5周年、10周年、50周年…それぞれの節目は、企業が歩んできた歴史の証です。記念品を通じて、創業時の想いや企業理念を改めて全社で共有することで、従業員は自社の価値を再認識し、未来に向けた一体感を醸成できます。
顧客や取引先への感謝とブランディング効果
周年を迎えられるのは、お客様や取引先といったパートナーの支えがあってこそです。社外の関係者へ記念品を贈ることは、日頃の感謝を伝えるとともに、「〇周年を迎えられるほど安定・成長している企業」という信頼性をアピールする機会にもなります。企業のブランディング活動としても非常に有効です。
周年記念品選びの第一歩:費用相場を知る
企画を進める上で、担当者が最初に気になるのが予算ではないでしょうか。一般的な費用相場を知っておくことで、社内での予算確保や業者選定がスムーズになります。
【従業員向け】一人あたりの平均的な予算
従業員向けの周年記念品は、一人あたり 3,000円~10,000円程度が一般的な相場です。特に30周年、50周年といった大きな節目では、10,000円以上の予算を組む企業も少なくありません。全従業員に配布するため、全体の費用が大きくなることを考慮して計画しましょう。
【取引先向け】関係性を考慮した予算設定
取引先向けの記念品の相場は、5,000円~30,000円程度と幅広くなります。特に重要な取引先や長年のパートナー企業には、感謝の意を込めて高価な品物を選ぶ傾向にあります。すべての取引先に同じものを贈るのではなく、関係性の深さに応じて品物や予算に差をつけるのが一般的です。
失敗しない!周年記念品選びの5つの重要ポイント
ここからは、記念品選びを成功させるための最も重要な5つのポイントを解説します。このポイントを押さえるだけで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
ポイント1:目的を明確にする(誰に、何を伝えたいか)
「誰に(従業員 or 取引先)」「何を伝えたいか(感謝、理念共有、ブランディング)」という目的を最初に明確にしましょう。目的が定まれば、「感謝が伝わる高級感のあるもの」「理念を体現するエコ素材のもの」など、選ぶべきアイテムの方向性が自ずと決まります。
ポイント2:実用性と特別感のバランスを取る
「日常的に使える実用的なものが喜ばれる」一方で、「ありふれたものでは記念にならない」というジレンマがあります。このバランスが成功のカギです。例えば、ただのボールペンではなく、書き心地の良い高級ブランドのものに社名を刻印するなど、普段使いできるけれど、少し特別なアイテムを目指しましょう。
ポイント3:自社のブランドイメージや理念と一貫させる
記念品は、企業の顔となるアイテムです。IT企業であれば最新のガジェット、環境への配慮を掲げる企業であればサステナブルな製品など、自社の事業内容やブランドイメージと一貫性のあるものを選びましょう。記念品を通じて、企業の姿勢をメッセージとして伝えることができます。
ポイント4:全従業員が公平に喜べるかという視点を持つ
従業員の年齢、性別、ライフスタイルは多様です。特定の層にしか響かないアイテムは、不公平感を生む原因にもなりかねません。できるだけ多くの人にとって価値があり、喜んでもらえるものであるか、という視点は非常に重要です。
ポイント5:配布方法や管理の手間まで考慮する
記念品は選んで終わりではありません。在庫の保管場所、梱包作業、配送コストなど、担当者の見えない負担や物流コストも事前に考慮しましょう。特に近年はテレワークが普及し、従業員の自宅へ個別配送するケースも増えています。
【要注意】担当者が陥りがちな記念品選びの失敗例
良かれと思って選んだのに、結果的に失敗に終わってしまうケースもあります。上記のポイントと合わせて、よくある失敗例を知り、対策を立てておきましょう。
失敗例1:「自分では使わない…」もらって困るアイテムを選んでしまう
会社のロゴが大きく入っただけの置物や、個人の趣味に合わないデザインのマグカップ、今や使い道のないUSBメモリなどは、「もらって困る」記念品の代表格です。独りよがりな選定は避け、受け取る側の視点に立つことが重要です。
失敗例2:良かれと思ったデザインが不評を買ってしまう
「担当者や経営層だけでデザインを決めると、「時代遅れ」「センスが悪い」と従業員から不評を買うことがあります。特に社名やロゴを大きく入れすぎると、社外で使いにくくなり、結局タンスの肥やしになってしまうことも少なくありません。
失敗例3:在庫管理や個別配送の手間を軽視してしまう
数百〜数千個の記念品を保管するスペースの確保や、全従業員の住所を確認して個別に梱包・発送する作業は、想像以上の負担となります。「思った以上に見えないコストと時間がかかった」という声は非常に多く聞かれます。
【2025年最新版】社員に喜ばれる人気の周年記念品
5つのポイントと失敗例を踏まえ、近年人気のある記念品の具体的なアイデアを4つのカテゴリーに分けてご紹介します。
定番で安心感のある「実用的なオフィスグッズ・ガジェット」
仕事でもプライベートでも使える実用的なアイテムは、いつの時代も人気です。少し質の良いものを選ぶのがポイントです。
・モバイルバッテリー
・ワイヤレス充電器
・Bluetoothスピーカー
特別感を演出する「名入れオリジナルアイテム」
企業のロゴや周年記念のメッセージを刻印したアイテムは、特別感を演出できます。長く使える上質なアイテムが選ばれています。
・有名ブランドのボールペンや万年筆
・革製のIDカードホルダーやキーケース
・オリジナルのステンレスタンブラー
家族にも喜ばれる「食品・お菓子の詰め合わせ」
いわゆる「消え物」ですが、普段はなかなか手が出ない高級スイーツや、こだわりのコーヒー・紅茶セットなどは、家族とも楽しめるため喜ばれます。企業のロゴを入れたオリジナルパッケージで記念品としての価値も高まります。
企業の姿勢が伝わる「防災グッズ・SDGs関連アイテム」
企業の社会的責任への関心の高まりから、記念品のトレンドも変化しています。企業の姿勢を示すメッセージとしても有効です。
・いざという時に役立つ防災セット
・リサイクル素材で作られたエコバッグやタンブラー
・フェアトレード認証の製品
すべての課題を解決するWebギフト「ポイプレ」
ここまで見てきたように、周年記念品選びには「多様な従業員全員に喜んでもらう難しさ」や「担当者の大きな負担」といった課題があります。これらの課題を解決する有力な選択肢として、Webギフト「ポイプレ」です。
全員に喜ばれる記念品選びの難しさを解決
「ポイプレ」は通常のカタログギフトと異なり、掲載商品や掲載数などご自由にお選びいただけます。事前に社内でヒアリングを行い、要望にあう商品を数点のみ掲載といったことも可能です。企業側が一方的にアイテムを決めるのではなく、「もらって困る」という失敗はゼロになり、全従業員の満足度を最大化できます。
ギフトサービス「ポイプレ」
オリジナルのWebギフトがかんたんに構築でき、商品提案、発送手配、ギフトツールの作成まですべてアピデがワンストップでご対応するサービスです。
・豊富な商品ラインナップ:幅広い取り扱い商品の中から、あらゆる年代・趣味の従業員の要望にあった商品をご提案、掲載します。
・申込みサイト形式:カード型カタログギフト、ポイント交換のどちらかを選択できます。
・担当者の負担を大幅削減:サイト構築、ギフトカードの作成、商品提案、発送手配などすべてアピデがワンストップでご対応し、業務の大幅削減に。
・オリジナルメッセージも可能:サイト上に社長からの感謝のメッセージや動画を添えるなど、記念品としての特別感を演出することもできます。
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まとめ:ポイントを押さえて、心に残る周年記念を実現しよう
本記事では、周年記念品の重要性から、失敗しないための5つのポイント、具体的なアイデア、そして最新の解決策までを解説しました。
周年記念品は、企業の感謝と未来への想いを伝える大切な贈り物です。成功させるためには、以下の点が重要です。
・目的を明確にし、感謝と特別感が伝わるものを選ぶ
・従業員の多様性を尊重し、公平性を意識する
・担当者の負担や配布コストまで考慮して計画する
アピデではこれらの課題をまとめて解決しいたします
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周年記念品でお悩みごとがございましたら是非アピデにご相談ください。
この記事を参考に、貴社の周年が企業と従業員の双方にとって、心に残る素晴らしい記念となることを心から願っています。